循環器内科
循環器内科のご紹介
循環器内科は、主に血管と心臓の病気を診療します。
代表的な病気
- ・高血圧症
- ・狭心症
- ・不整脈
- ・心不全
- ・動脈硬化症 など
循環器内科で扱う病気は、糖尿病や腎臓の病気、生活習慣病とも関連が深いため、糖尿病を患っている方は特に注意が必要です。
当院では、胸部レントゲン、心電図検査をはじめとして、心機図（動脈硬化指数）などの測定ができます。さらに、心エコー検査を専門医が直接行い、その場で診断、症状に合わせた治療の検討が早期に始められることが大きな強みです。
急性期の治療や手術など、高度な治療が必要となる場合は、迅速に基幹病院へご紹介いたします。
診療する主な症状
高血圧、胸痛、不整脈、胸の苦しさ・違和感、動悸、息切れ 等
担当医師：芝田医師 受付時間 毎週水曜日
午前 ９：００ ～ １２：４５
午後 １４：３０ ～ １６：３０
心臓病の種類
いわゆる「心臓病」といわれている疾患は大きく分けると三つに分類されます。
・虚血性心疾患
狭心症や心筋梗塞がこの疾患にあたります。この病気は、生活習慣病ととても強い繋がりがあります。
心臓に栄養を与えるために、心臓を取り囲むようについている血管（冠動脈）が、動脈硬化などで狭くなり、心臓に酸素が充分にいかなくなってしまう状態（狭心症）や、心臓の血管の一部が詰まり、詰まった先の細胞が死んでしまい、心臓が動かなくなってしまう（心筋梗塞）があります。
血管が詰まる・固くなるなどが原因となるため、生活習慣病から発症するケースが多い疾患です。重症の場合、死に至る可能性のある危険な病気の為、早期の診断・治療、生活習慣病の改善が大切となります。歩いたり、階段を昇ったりした時に胸に違和感がある人は一度ご相談下さい。
虚血性心疾患「狭心症」
虚血性心疾患「心筋梗塞」
・不整脈
皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。心臓は、本来規則正しく電気信号が送られることで一定のリズムで動いていますが、電気信号が乱れたり、途切れたりすることで、規則正しいリズムで動かなくなってしまいます。この状態になることを、不整脈といいます。軽度の場合は無症状で気づかないことも多いですが、動悸として感じたり、重症になると突然意識を失ったりすることがあります。
比較的安全な不整脈と、すぐにでも治療が必要な不整脈があるので、動悸がする、胸が苦しい感じがする、などがあれば一度精密検査を受けることをお勧めします。
・弁膜症
心臓の中には、血液が逆流することを防ぐための弁（蓋のようなもの）が4つ存在します。この弁の動きが悪くなる病気を弁膜症といいます。弁膜症には、弁が硬くなって開きにくくなる「狭窄症」と、弁がしっかり閉じなくなる「閉鎖不全症」があります。
高齢になると、4つの弁のうちの「大動脈弁」が硬くなり、「大動脈弁狭窄症」という病気を生じることがあります。
一般的には無症状で経過し、息切れ・胸の痛みなどの自覚症状が出るころには重篤な状態となることがあります。早期診断には心エコー検査（超音波検査）が有用です。胸の苦しさや違和感がある場合は、一度精密検査を受けましょう。
「弁膜症」
